百日咳の激しい咳で夜も眠れない!小学生・中学生・両親の経過

我が家の百日咳記録を残そうと思ったきっかけ

我が家の二人の娘は、小さい頃に百日咳の予防接種をしています。

ニュースで百日咳が流行っていると報道されていた2025年の春、家族みんなが百日咳にかかりました。

二人の娘は抗生剤を飲んだにも関わらず、症状は全く良くならず、咳で苦しい期間が2~3カ月近く続きました。

正直、内服薬が効いているのか心配になりました。

今回の百日咳で、我が家は小児科を変更しました。

変更したことによって、百日咳の検査をしてもらうことができました。

しかし、内服薬が変わっても、症状が良くなることはありませんでした。

小児科の先生には、「抗生剤で菌は殺したが、菌が作り出した毒素があるから、1~2カ月は咳が続く」と言われました。

長く続く咳や効いているのか分からない内服薬に不安が募り、私自身が他の子の百日咳の経過を知りたいと思ったことがきっかけです。

この記事は以下の人におすすめ

  • 百日咳の経過が知りたい人
  • 病院で処方された薬を飲んでいるのによくならない人
  • 他の子の経過が知りたい人
  • いつまでこの咳が続くのか不安な人

我が家の中学生の百日咳の経過

3/17~のどの痛み、咳が出現。

3/27 コンコンコンコンと連続する咳が出るようになる。夜中も咳が出て、よく眠れない。また、咳の後、5秒ほど息が吸えず苦しむようになる。咳の後、吐いてしまうことが1日に1回ほどあり、小児科受診。周りに百日咳にかかっている人はいないし、のどの痛みがあるのは百日咳ではないと診断される。咳が続いていることを伝えると、抗生剤(クラリスロマイシン)と風邪薬を処方される。

3/28 37度前半の熱が出る。

3/30 抗生剤を飲み始めて3日目。37.9度。咳もさらにひどくなる。咳の後、5~8秒ほど息が吸えずにもがき苦しむ。咳の時、胸の辺りが痛いという。

3/31 発熱なし。小児科を再度受診。百日咳の可能性を医師に聞いても、熱が出ているのは百日咳ではないと言われる。

   マイコプラズマ肺炎の検査をする。

4/2 マイコプラズマ陰性。処方されている薬を飲んでいても、咳による呼吸困難は変わらずあることを伝えると、喘息の吸入薬を処方される。

4/12 処方された風邪薬や吸入薬で良くなる気配はなく、他の小児科へ受診。

   咳の時の状況を動画に撮り、医師にみてもらう。百日咳の抗体検査とアレルギー検査を実施。

   アレルギーを抑える薬と痰を出やすくする薬、頓服で咳止めの薬を処方される。

4/17  百日咳の抗体値が高く、百日咳と診断される。

   夜間の激しい咳は1~2回ほど。日中の咳は1時間に1回くらいになる。

   コンコンと連続する咳と咳後の息が吸えない状態は続いている。

5/12 日中の咳は、2~3時間に1回くらいになる。

5/22 咳は1日に1回あるかないかくらい。

我が家の小学生の百日咳の経過

4/10 咳が出始める。熱はなし。のどの違和感ある。鼻水・痰がでる。

4/12 小児科受診。百日咳の抗体検査を行う。クラリスロマイシン7日分処方される。

4/13~ 念のため、しばらく小学校を休む。長女と同じようなコンコンコンコンと咳をした後に3~5秒ほど息が吸えなくなり、のどを抑えて苦しむようになる。次女の場合は発熱することはなかった。たまに、「頭が痛い。」「咳をすると胸が痛い」と言っていた。夜間にも激しい咳があり、起き上がって苦しむため、1時間も連続して眠れないような日が2~3日続く。

4/17 眠れない日が続き、処方された内服薬を飲んでも、症状が軽くなった気がしないため、小児科再度受診。

   長女の百日咳の陽性は確定したが、次女は百日咳の抗体値が上がらず百日咳の診断はつかなかった。

   再度抗体検査を行う。内服薬は変わらず。

4/21~ 7日間の抗生剤の内服が終わり、他の子に菌をうつすことがなくなったので、小学校へ登校する。激しい咳と咳の後の息が吸えなくなる状態は続く。走る刺激ですぐに咳が出るので、体育はしばらく見学する。夜間のせき込みは2~3時間おき程度になる。鼻水・痰が多い。

4/25 内服薬がなくなり、小児科受診。百日咳の抗体値は今回も上がらず

5/8 走ると咳が出る頻度が少なくなってきたので、体育に参加できるようになる。

  夜間、咳で起きることはなくなってくる。

5/20 咳は日中に3~4回ほどになる。夜間の咳はなし。

母親の経過

長女の発症後、たまにのどの違和感があることがあったが、早めに寝ると翌日にはなくなっていることがたびたびあった。

4/30~5/2 疲れがたまったせいか、風邪の時のような咳が出るようになり、体がだるくなる。発熱はなし。鼻水・痰が出る。

5/3~ 娘たちのような連続する咳が出るようになるが、娘たちのような息が吸えなくなるようなことはなかった。

5/12 咳、鼻水などの風邪症状はほぼなくなった。

父親の経過

5/6~ 軽い風邪のような咳が出るようになる。

5/8 呼吸器内科受診。娘たちの百日咳のことを伝えると、抗生剤が7日分処方される。

5/12 咳がでるが、連続することはない。息が吸えずに苦しむこともない。鼻水・痰はない。咳をすると、頭とわきの下の辺りが痛いことがある。

5/15 連続する咳・鼻水・痰がでる。

まとめ

初めに長女が百日咳にかかってから、夫がかかるまで2カ月ほどの時間差がありました。

百日咳の抗体が出て、診断が確定したのは長女のみでした。

しかし、家族全員が同じような連続する咳・痰・鼻水が出たので、家族みんなが百日咳にかかったのだと思います。

大人はそれほど苦しめられることはなかったのですが、小学生・中学生の娘たちはかなり百日咳に苦しめられました。

内服薬を飲んでいても、効果を実感することはありませんでした。

結局、百日咳の咳が落ち着くまでに、我が家では2カ月ほどかかりました。

以上が、我が家の百日咳の経過記録です。